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作文等は苦手なので下手かもしれませんが、私が体験した事です。

          +人形+
200X年8月、友達のMちゃんが学校にフランス人形を持ってきた。

私「その人形どうしたの?」
M「お祖母ちゃんから貰ったんだよ。オルゴールも付いてて、鳴らすと回るんだ♪」とMちゃんは喜んで言った。

M「みんな〜!見て、見て。これお祖母ちゃんから貰った人形!可愛くない?」
Kちゃんが寄ってきて、「カッワイイ〜!」と言った。
男子A「でもさぁ〜、キモくね?」と男子は言う。

私(まぁ、人形って不気味だからなぁ・・・・)と思った。

     キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン
チャイムが鳴り、先生がきた。

M「先生、この人形学校に置いててもいいですか?」と聞く。
先生「あら、かわいい人形ね。みんなが良ければ先生は構いませんよ?」
男子「せんせ〜い。その人形って勉強に関係ないのに良いんですかぁ?」と男子は意地悪気に言った。
先生「女子の意見はどうなの?」
女子「別に構いませ〜ん!」
先生「じゃぁ、後ろの棚に置きなさい」
私(え〜!私の後ろ?!勘弁してよぉ〜・・・・)

        +中休み+
Mちゃんは他の人と人形で遊んでいる。

K「鵺野もこっちで遊ぼうよ〜!」
私「あ〜今行く」

男子は文句を言っていたわりに、女子と一緒に人形で遊んでいる。

授業が始まり、みんな眠たそうだったが、私は、人形に見られているようで気持ち悪かった。
私(あぁ〜・・・・やだなぁ・・・・)そう思って私は、人形を後ろに向けた。

         10分後

♪チャラリ〜♪ラリ〜♪チャラリラ〜♪
人形のオルゴールが鳴った・・・・しかも・・・・前を向いて止まった・・・・。

私「!!」
みんなが驚いてる中、私は今までに無い恐怖を覚えた・・・・・。

・・・・結局、その時は私がした事になった・・・・・。

その日から、人形は誰も触ってないのに勝手にオルゴールが鳴るようになった・・・・。

K「ねぇ、鵺野。この人形ヤバくね?」友達のKちゃんは、クラスの中で一番霊感が強い人だ。
私「うん・・・・メッチャヤバイ気がする・・・」
M「ねぇ!なにがヤバイの?」
K「!!な・・・なにがって・・・て・・・テストがヤバイのぉ・・・」なぜか慌てて答える。

ある日、席替えがあった。

私(よっしゃ〜!!)

M「席どこになった?」
私「窓際の後ろから3番目♪」
K「じゃぁ、私の前だ!」
M「離れちゃったね」
私「うん」

私(・・・・まだ人形に近いや・・・まぁ、離れられただけでもいいか)と思った瞬間!

♪チャラリ〜♪ラリ〜♪チャララ〜♪
人形のオルゴールがなって、Kちゃん・・・・いや、私の方を向いた!!

・・・それから何日か経ったある日、人形もしばらくおとなしくしていたので、Mちゃんと、Kちゃんと、Yちゃんで、人形の話をしていた。

すると突然。
「きゃぁ〜〜〜!!!」Yちゃんが叫んだ!
私達は「どうしたの?」と聞く。

「・・・・て・・・・テレビに・・・・・」Yちゃんが震えた声で言う。皆テレビを見た・・・・。
・・・・テレビには血だらけの人がうつっていた・・・・。テレビでホラー番組を見ていたわけではない。確かに人がうつっていた・・・・。

・・・・数週間後・・・・・
Mちゃんは地域である、バザーに人形をだした・・・・。

私の学年は勿論誰も買わなかった・・・・。
他地域から来た人が買ったらしい。

人形が買われて一週間、いままでの不思議な現象は無くなった。
そのかわり、人形を買った人は今頃・・・・・
           END